独立行政法人・森林総合研究所環境計画研究室長の香川隆英氏によると、森林セラピーは実に多くの効果をもたらすといいます。
「森林部と都市部での歩行実験の結果、森林においてはリラックスすると高まる副交感神経活動が高進し、ストレス時に高まる交感神経活動が抑制されました。また、脳もリラックスした状態になり、唾液中のストレスホルモンであるマルチゾール濃度が低下したんです」
森林総合研究所が日本医科大学と行った共同研究では、ナチュラルキラー細胞が活性化することも明らかになりました。
「東京在住の中高年サラリーマンで免疫機能の低い人を選んで2泊3日のスケジュールで長野で森林浴をしてもらいました。すると、ナチュラルキラー細胞活性が1日で上がり、1ヵ月後も高レベルを維持し、免疫力が持続することが分かったんです」
1ヶ月も免疫効果が続くといいます。
2泊3日の森林セラピーは初日に午後2時間半、2日目は午前・午後に2時間半ずつ、ガイドの説明を受けながら1回5キロほどの森林のコースを散策するだけのもの。
簡単でしょう?
「団体だとざわついてしまうので、仲のいい人4〜5人で普通に会話しながらがいいでしょう」
しかし、忙しくて森林セラピーを受けられない人もいます。
その場合も、例えば東京在住の方の場合、明治神宮、日比谷公園、新宿御苑といった公園を30分〜1時間ほど、週に2〜3回歩くといいとのこと。
ただし、道路や高層ビルのあるところはリラックス効果が落ちるため、好ましくないようです
お腹の周りが気になる人はぜひ。
これから紅葉のシーズンですしね。
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